支援される人から、「自分で選ぶ人」へ


脳性麻痺・知的障害・自閉スペクトラム症のある息子、まーくん(2001年生まれ)。
この講演では、まーくんと母である私が歩んできた道のりを通して、障害のある本人が「支援される人」にとどまらず、自分でわかり、自分で選び、自分で伝える人として育っていくために、家庭や支援の場でどのような工夫ができるのかをお話しします。

我が家では、おめめどうの「5つの手だて」を暮らしの中に取り入れながら、まーくんにとってわかりやすく、安心して、自分の意思を育てていける環境を整えてきました。講演では、巻物カレンダー®️やコミュメモ®️など、実際に使ってきた支援グッズも交えながら、「ウチの場合」の実践を具体的にお伝えします。

まーくんと歩んできた道

まーくんは、脳性麻痺・知的障害・自閉スペクトラム症があり、成長の中でさまざまな課題と向き合ってきました。家族としても、どう支え、どう暮らしを整えていけばよいのか、悩みながらの毎日でした。振り返ると、我が家はたくさん遠回りをしてきたと思います。だからこそ今、同じように悩んでいるご家族や支援者の方に、「もっと早く知っていたら、本人も家族もラクになれたこと」をお伝えしたいと考えています。

おめめどうの5つの手だてを取り入れた、我が家の支援

おめめどうでは、「みとおし」「えらぶ」「おはなし」「杖の役割」「年齢と性別の尊重」という5つの手だてを大切にされています。公式サイトでも、「どうしたらいいの?」と悩む前に、まず始められる5つの手だてがあること、そしてそれが本人と家族の穏やかな暮らしにつながっていくことが示されています。

我が家でも、この5つの手だてを、特別なものではなく日々の暮らしの土台として取り入れてきました。
先の予定や流れがわかるように整える「みとおし」。
本人が自分で決める経験を支える「えらぶ」。
気持ちや用件を伝え合う力を育てる「おはなし」。
道具や機器、周囲の支えを自立のために活かす「杖の役割」。
そして、障害があっても一人の人としてその年齢にふさわしく関わる「年齢と性別の尊重」。
こうした視点を持つようになってから、まーくんとの暮らしは少しずつ変わっていきました。
株式会社おめめどうのサイトにも、「5つの手立て」についての詳しい情報がございます。こちらもぜひご覧ください。

巻物カレンダー®️・コミュメモ®️を使った「ウチの場合」

講演では、我が家で実際に使ってきた巻物カレンダー®️コミュメモ®️を中心に、「ウチの場合」の実践を具体的にご紹介します。巻物カレンダー®️で予定や流れを見える形にすることは、日々の不安を減らし、安心して動くための「みとおし」につながりました。コミュメモ®️は、言葉だけでは伝わりにくい思いや用件をやり取りするための手立てとなり、「おはなし」を支えてくれました。

また、選択肢を見える形で示しながら、まーくん自身が「どれにするか」「どうしたいか」を決めていく経験を重ねることで、「えらぶ」力も育っていきました。うまくいく時ばかりではありませんが、自分で選び、その結果を受け止め、次を考えることもまた、本人主体の人生には大切な経験だと感じています。

「杖の役割」としての道具・支援・ICT

我が家では、車椅子や装具(クラッチ、SLB)といった身体を支える道具だけでなく、iPad、iPhone、パソコンなどのICTも、まーくんの生活を支える「杖の役割」として大切にしてきました。道具は「足りない部分を補うもの」ではなく、本人が自分らしく生活し、自分で選び、社会とつながるための力になるものだと考えています。

LINEでのやり取り、自分でアプリを探すこと、興味のあることを広げていくことなど、ICTの活用は、まーくんのコミュニケーションや自己表現を支える大きな力になってきました。ゲームから始まった関心が、日常生活や意思決定にもつながっていった実例を通して、本人の世界を広げる支援のあり方をお伝えします。

年齢と性別を尊重しながら、本人主体の暮らしへ

支援を考える時、私がとても大切だと感じているのが、「年齢と性別の尊重」です。障害があるとどうしても「できるかどうか」ばかりに目が向きがちです。けれど、本人は一人の人として成長し、その年齢にふさわしい思いや好み、選びたいことを持っています。だからこそ我が家では、まーくんに対しても「本人の人生の主人公は本人」であることを大切にしながら関わってきました。

今も課題がなくなったわけではありません。それでも、わかる形で伝え、選べるように整え、伝え合う方法を持ち、必要な道具を活かし、本人をその人として尊重する。その積み重ねによって、まーくんは少しずつ、支援される人から、自分で選ぶ人へと歩みを進めてきました。この講演では、その過程を、暮らしのリアルとともに率直にお話しします。

講演会では以下のような実演、お話をします

まーくんが生まれてから現在までの様子(幼児期→学童期→成人期)

まーくんが生まれてから現在までの様子、こんな時母親としてどう思っていたか、もありのままにお話しします。

「我が家の」視覚支援グッズの使い方と歴史、今たどり着いたゴール

本人主体の支援とは何か?まーくんに障害があることがわかってから使用してきたグッズや通った療育他、今使っているおめめどうのグッズや考え方と、我が家で実践した方法の具体例を挙げ講演をします。

目の前で車椅子自走、クラッチ歩行、SLBなどの装具を見ることができる

講演会会場内で、クラッチ歩行や車椅子走行のスペースがあれば、まーくんがどちらも実演します。スペースがない場合もSLB(靴型装具)やロフストランドクラッチ、車椅子を見て重さや操作性を体感していただくことが可能です。

幅広く対応しています

佐賀県在住のため、遠方の場合はオンライン(zoom等)での講演も可能です。
大学でのゲストスピーカー歴5年目の実績をベースに、学校関係者、放課後等デイサービス、福祉事業所、療育関係者、保護者会など幅広い現場に対応します。


サービスの流れ

1

お問い合わせ

まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。

2

ヒアリング

クハラヨウコよりご連絡させていただき、お客様のご要望、講演内容などをお伺いいたします。

3

ご提案・お見積り

ヒアリングした内容を元にお客様にベストな講演内容とお見積りをご提案させていただきます。

4

ご契約・発注

ご依頼に際して必要なセミナー受講契約をいたします。

5

講演会(オンラインセミナー)3日前

ご依頼日の3日前までに、プレゼン資料をお送りします。当日持参する装具やグッズなどもこの時にお伝えします。ご確認ください。

6

講演会(オンラインセミナー)当日

ご依頼内容で作成したプレゼンを事前にご確認いただき、当日元気にお話しします。

7

講師料のお支払い・ご入金

銀行振込、クレジットカード決済に対応しております。領収書発行いたします。(但し書き:講演料として)
※源泉徴収の要否はご依頼主様にてご判断ください(税務処理はお任せしております)


講師料について

お近くなら

佐賀県内

¥33,000

税込、交通費不要
講演内容により、ご予算にも応じることも可能です。ご相談ください。

日本全国どこへでも

その他地域

¥44,000~

税込、講師料の他に交通費・宿泊費:実費別途(内容・時間により変動)
講演内容により、ご予算にも応じることも可能です。ご相談ください。

カスタム

CUSTOM

別途お見積り

※お見積り無料、講師料ご相談も

zoom等を使用したオンラインセミナーや、オンライン茶話会、学校、病院、呼んでいただける施設、グループ、イベント等、幅広く対応いたします。
講演内容により、ご予算にも応じることも可能です。ご相談ください。


よくある質問

まーくんが実際コミュメモを使うところが見たいのですが。

はい、Q&Aコーナーが終わった後に、えらぶメモ®️を使って、ご参加のみなさまからの質問に答えてくれる時間を設けますので、そちらで「えらぶ」ものに丸をつけてくれます。「おはなしメモ®️」にまーくんに伝えたいことを書いて、みせてもらうことも可能です。

まーくんの使用しているおめめどうグッズを買いたいのですが。

はい、まーくんは株式会社おめめどうの巻物カレンダー®️やコミュメモ®️を使用し、日々のみとおしのある生活をしています。おめめどうグッズは、全国各地で行われるセミナー会場や、おめめどうのネットショップでお買い求めが可能です。

株式会社おめめどうのサイトはこちらから。奥平綾子社長が、全国各地での現地セミナーやオンラインセミナーも開催しています。
そちらでお手に取って、実物をご覧いただいてから購入することも可能です。

遠方でも来てもらえますか

はい、まーくんは旅行大好きなので、全国どこへでも伺います。車椅子乗車で移動をするので、エレベーターがあるなし等、事前に詳細をお知らせ下さい。タイムスケジュール的に難しい場合は、オンラインでのお話も可能です。(その場合母の講演のみとなります)